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反中デモ 中国人死亡にも国営メディアは沈黙

2014年05月19日

【新唐人2014年5月19日】5月14日にベトナムで大規模な反中デモが起きて以来、すでに少なくとも21人が死亡し、数百人が負傷しましたが、大多数が中国人です。これについて世界が大きく注目していますが、中共当局は華人の救出に動かないばかりか、非難声明を出さず、メディアの報道も規制しています。

 

BBC中国語サイトによると、中国メディアはベトナムでの反中デモをほとんど報道していません。国営の中央テレビは14日、15日のゴールデンタイムのニュース番組でベトナム情勢をまったく取り上げず、「人民日報」や「新華社」のトップ記事やサイトのトップページでも、デモにより中国人が死亡したことに触れていません。ほかの国営メディアやポータルサイトは、反中デモを伝えたものの、死傷者については報道していません。

 

香港雑誌「動向」 張偉国編集長

[中国が領有権争いのある海域で、掘削作業を行ったのが、暴動のきっかけです。問題の発端は中国の行動です。ベトナム当局や国際社会、米国政府は中国の挑発的行動に対し、警告していました。よって深く報道すれば、中共に不利になるのです]

 

「チャイナ・デジタル・タイムズ」の記事を転載したBBCの報道によると、中国当局はすでにメディアに対して、ベトナム情勢は新華社および外交部の公式サイトの情報を報道するよう求め、自ら取材した内容の掲載、外国メディアの記事の転載を禁じ、勝手に評論してはならないと命じました。

 

また、インターネットも当局の監視を受けています。当局に助けを求めるベトナム在住の中国人の書き込みも削除されました。事態に注目する市民は非常に失望し、不満を覚えています。

 

「中国事務」 伍凡編集長

「国内情勢が緊迫しているので、反ベトナム事件が起きて、制御が難しくなるのを恐れています」

 

しかし、問題は当事者しか解決できないとの意見もあります。もし中共当局がベトナムと平和的な交渉で解決できれば、この暴動もすぐに鎮まるはずですが、中共当局にはその意思がないようです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/05/17/a1110231.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/工)

 

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